おそらく、バカラ社のグラスの中で最も有名なモデル”ROHAN"。
日本ではローハンと呼ばれる事が多い。
1855年のパリ万博で名誉大賞を受賞したデザインで、もうかれこれ150年経った今も尚、古さを感じさせない一番の名作。Rohanとはフランスのとある街の名前です。
この文様は、当時はアシッドエッチングと呼ばれる技法で創られていて、それは、
熱した松ヤニとワックスの混合液をグラス表面に塗り、その上から針で模様を削って、酸に浸すと、削られた部分が酸によって腐食して柄になるという製法。
このROHANは、アンティークと現行品の違いがとても顕著なモデルです。
Rohan ローハン